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介護の魅力を語る-インタビュー03

長く関わるほど
行き届いたケアができる

 私の祖父母は、私が生まれる前に亡くなりました。ですが、近隣に住む祖母の兄弟には大変可愛がってもらいましたね。そのことが介護職に就きたいと思った理由です。専門学校を卒業し、フレンズホームに入社して現在7年目になります。食事や入浴、排泄などのお手伝いをする、日常支援が主な内容です。全利用者さんを見ますが、1年目からは3〜4名の居室担当を持たせてもらっています。このことで、衣替えや洋服の整理、爪切りなど些細なことでも気にかけるようになり、行き渡ったケアができていると思います。1年以上は同じ利用者さんの担当になるので、長く関われば関わるほどその利用者さんのことを深く知ることもできます。

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お化粧をすることで、
  女性らしさを呼び戻す喜び。

 私、利用者さんへのお化粧が大好きなんです。ホームでは、さまざまなイベントを行うのですが、とくに正月や敬老祝賀会などの際にはいろいろな方にお化粧をします。たまに、何でもない日でも紅を塗るだけとか簡単なお化粧をするのですが、それを喜んでくれる方が本当に多いんです。「今日はやってくれるの?」と聞いてくれたり。お化粧をした後は手を握って「ありがとう」と言ってくれますし、若い男性スタッフが「キレイですね」と褒めると喜んだり。そういった女性らしい反応を見るのも、私の喜びなのです。

周辺環境とのかかわりが、
  利用者の心も豊かにする。

 ホームの周辺は恵まれた環境だと思います。駅からも徒歩圏内なので、利用者さんのご家族の方も来訪しやすいと思いますね。また、保育園が併設されているので、子どもたちが遊びに来てくれたりします。周辺には、図書館や公園があるので、利用者さんの気分転換の散歩にも行きやすいですし、商店街には飲食店が多いので車イスで入れるお店に外食しに行くこともあります。公園では祭りやバザーなどのイベントも開催されるので、そういった町内のイベントごとに参加できるのもメリットですね。ホーム内だけでなく、地域や自然と関われる周囲の環境が、利用者さんの心を豊かにしてくれていると思います。

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スタッフは利用者の「よき隣人」
となりQOL向上をはかる

 私の担当は2階フロアなので、ターミナルケアを行っています。要するに自然な形で家族やスタッフみんなで、お看送りをするということなのですが、私は毎回泣いてしまいます。「おつかれさまでした」という気持ちで送るべきなのでしょうが、これだけはやはり辛いですね。ただ、それまではよりよい生活を送って頂きたいので、私は人一倍明るく笑顔で、利用者さんと接するようにしています。また、私たちスタッフは利用者さんの「よき隣人」でいるように心がけています。つまり、多くの関わりを持つことで利用者さんのことを知るのです。そうすれば、利用者さんがやりたいことが分かり、それをできる限り実現するようなお手伝いができ、ひいてはQOL(クオリティ・オブ・ライフ/生活の質)の向上をはかれると考えています。

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心の余裕で
仕事がスムーズにできるようになりました。

自分がこれまで接してきた高齢者とは違い、障がいを持っている利用者さんも多いです。そのギャップにはじめは戸惑いもあり、忙しくないのにせかせかしている自分がいました。しかし今では、落ち着いて業務をこなせるようになり、周囲に目を配る余裕もでてきましたね。自分でも随分と成長したと思います!